森重文特別顧問(数理創造プログラム/京都大学高等研究院・院長)が文化勲章を受章しました。文化勲章は科学技術や芸術など文化の発展に関して特に顕著な功績のある方に授与されます。
また、川合眞紀名誉研究員(自然科学研究機構分子科学研究所・所長)、中村祐輔 元ゲノム医科学研究センター長(東京大学、シカゴ大学・名誉教授)が文化功労者に選出されました。日本において、文化の向上・発達に関して特に功績顕著な方が文化功労者として選出されます。
文化勲章の授与式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は11月4日に都内ホテルで行われる予定です。
コメント

- 森 重文 特別顧問
- 自分の研究については、極小モデル理論の発展を見届けての受章であり、感慨深いしありがたいです。数学全般についても、社会からの期待が大きくなり、数学の役割が至るところで飛躍的に増大している中での受章であり、嬉しいです。

- 川合 眞紀 名誉研究員
- 理化学研究所で1991年から2010まで主任研究員として研究室を主宰させていただきました。理研は老若男女を問わず1研究者として敬意を持って迎えてくれるところです。研究者として育てていただき、感謝しております。