
松本紘理事長が、令和3年秋の叙勲において「瑞宝大綬章」を受章することとなりました。瑞宝章は公務に長年にわたり従事し功労を積み重ね成績を挙げた方に授与され、「瑞宝大綬章」はその最高位となります。
受章者のコメント
はからずも瑞宝大綬章の栄に浴し、身に余る光栄です。私は「学問とは真実をめぐる人間関係」と常々思っています。学問という真理探究の営みは広大で、一人ができることはほんの僅かです。先人の知恵に学び、今を共にする仲間と議論し、成果を未来へ託す。こうした人々とのつながりが、いつも私を支えて下さいました。家族や恩師、研究室時代のメンバー、京都大学そして理化学研究所の皆さんをはじめ、これまで私と縁を紡いで下さったすべての方々に深く感謝申し上げるとともに、この叙勲を捧げたいと思います。