末松信介文部科学大臣が2021年11月8日、理化学研究所(理研)横浜地区を視察されました。
冒頭、小安重夫理事から理研の概要説明を受けられた後、生命医科学研究センターの古関明彦副センター長より新型コロナウイルス感染症をはじめとする研究動向の説明を受けられました。また研究に携わる人材育成や研究基盤の整備について意見交換されました。
末松大臣(中央)
概要説明の様子
続いて、生命機能科学研究センターの西田栄介センター長からの概要説明に加え、関根俊一チームリーダーよりタンパク質などの三次元立体構造を解析するクライオ電子顕微鏡、嶋田一夫チームリーダーより物質中の原子の結合状態などを解析する核磁気共鳴装置NMRについて、それぞれの実機を前に解説を受けられました。
NMR前にて解説を受けられる末松大臣(中央奥)
最後に、環境資源科学研究センターでは斉藤和季センター長と平井優美チームリーダーによるカーボンニュートラルへの取り組みなどの研究概要説明があり、物質を構成する分子の重さや構造を網羅的に測定するフーリエ変換イオンサイクロトロン共鳴質量分析計や液体クロマトグラフィー質量分析計などの質量分析装置を見学されました。
質量分析装置ご見学の様子
集合写真
※記念撮影時のみマスクを外しております。