理研DAY：研究者と話そう！「ブラックホールの響きに耳をすまして」（2月25日）、開催のお知らせ

理研は、オンラインで研究者と直接話ができるイベント「理研DAY：研究者と話そう！」を、2月25日18:00-18:30に開催します。

2月のテーマは「ブラックホールの響きに耳をすまして」です。

宇宙は、惑星や光り輝く星など多くの天体であふれています。その中にはとても密度が高く、光さえも吸い込んでしまう異質な天体「ブラックホール」も存在します。以前は理論上の天体と考えられていましたが、ブラックホールを由来とする時空のゆがみ、「重力波」が2015年に初めて検出され、実際に存在する天体としてより強く認識されるようになりました。このブラックホールが生み出す重力波の揺れ方には特徴があることが、最近の研究から分かってきました。波の一種、音の波の形の違いを人間は音色の違いとして認識します。では、ブラックホールの発する重力波は一体どのような「音色」を奏でるのでしょうか？

今回の理研DAYでは、ブラックホールや重力波とは何か、ブラックホールの「響き」とは一体何なのか、最先端の理論研究にも触れながら一緒に探っていきましょう！ぜひ、Zoomに参加して、みなさんの疑問を直接研究者に聞いてみましょう。

図1 ブラックホールのイメージ図（絵: 大下翔誉）

図2 ブラックホールの振動パターンを示す図

図3 ブラックホール同士の合体と重力波波形