2022年4月20日、イグナツィオ・カシス スイス連邦大統領がスイス代表団と共に、理化学研究所(理研)神戸地区の計算科学研究センター(R-CCS)を視察されました。
カシス大統領ご夫妻らは、初めに仲真紀子理事から歓迎のあいさつと理研の概要説明を受けられました。その後、松岡聡センター長から、4期連続ベンチマークで世界一の座を獲得したスーパーコンピュータ「富岳」のポテンシャルや、「富岳」を用いた新型コロナウイルス対策などに関する研究成果について説明を受けられました。
続いて、「富岳」を活用してスイスとの連携を通して素晴らしい研究成果を生み出すため、スイス国立コンピューティングセンターと中継を結び、計算科学研究センターとの間でスーパーコンピューティング分野における新たな連携のための基本協定の締結式が行われました。
それらを受けてカシス大統領から、感謝の言葉が述べられました。
最後に計算機室に移動し、「富岳」の実機を間近でご覧になり、「富岳」の前で全員の記念撮影をされました。
スーパーコンピュータ「富岳」を見学されたカシス大統領ご夫妻と仲理事、松岡センター長
※「富岳」の視察は感染対策をとった上で行い、写真撮影時のみマスクを外しました。