2022年6月7日(火)に理化学研究所(理研)と科学技術振興機構(JST)による「理化学研究所新技術説明会」をオンラインで開催しました。
新技術説明会は研究成果(特許)の技術移転を目的として新技術や産学連携に興味のある企業関係者に向けて、研究者自らがプレゼンを行う説明会です。
当日は、426名の方に聴講いただきました。
多くの皆様に理研の最新かつ革新的な技術を知っていただき、またそれらを実用化へと発展させていくファーストステップの機会を設けることができました。聴講くださいました皆様、誠にありがとうございました。
※新技術説明会に関する窓口は株式会社理研鼎業にて承ります。お問い合わせ先は「理化学研究所新技術説明会」お問い合わせページをご参照ください。
当日発表を行った研究者と発表テーマは以下の通りです。
- ①「固定化触媒によるフロー式鈴木-宮浦カップリング・エステル化」
環境資源科学研究センター グリーンナノ触媒研究チーム 山田 陽一 - ②「多様な情報からデジタルツインを自動作成するデータ処理プラットフォーム」
計算科学研究センター 総合防災・減災研究チーム 大石 哲 - ③「優れた発光性能をもつ、近赤外蛍光色素の開発: 縮環型シアニン系色素」
環境資源科学研究センター 分子構造解析ユニット 神野 伸一郎 - ④「テラヘルツ光照射による細胞内タンパク構造の操作」
光量子工学研究センター テラヘルツイメージング研究チーム 保科 宏道 - ⑤「細菌一つを見分ける細菌叢計測技術 BarBIQ法」
生命機能科学研究センター 細胞システム動態予測研究チーム 城口 克之 - ⑥「アトモーラー分析を可能にするLI-SERS」
光量子工学研究センター 先端レーザー加工研究チーム 杉岡 幸次
今後も理研と産業界をつなぐ場として、理研の幅広い分野の研究成果から厳選した技術をご紹介していきたいと考えております。
※後日、発表資料と発表動画を「理化学研究所新技術説明会」ウェブサイトで公開いたします。
今回の発表テーマの他にも知的財産(特許)情報をウェブサイトにて紹介しております。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。