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2022年9月1日

理化学研究所

「子ども大学わこう」を開催しました

理化学研究所(理研)は8月24日(水)、和光市教育委員会生涯学習課主催のイベント「子ども大学わこう」に開催協力をしました。埼玉県和光市内在住・在学の小学4~6年生20名が理研和光事業所に集合。開拓研究本部新宅マイクロ流体工学理研白眉研究チームの金子泰洸ポール特別研究員が講師となり、「小さなRIKENマークのキーホルダーをDIYしよう!」と題した製作実習を行いました。

髪の毛よりも細い溝のマイクロ流路にインクを流してキーホルダーを作る本イベント。子どもたちは最初に「マイクロ流体デバイスとは何か?」を学びました。マイクロ流体デバイスを使うと、液体の分析を1マイクロリットルという極めて少量でできるため、サンプル量や分析時間を減らすことが可能です。「マイクロ流体デバイスを使って何をしてみたい?」という金子特別研究員の問いに、次々に手を挙げる子どもたち。中には、「(小さくて見えない)宝探しの地図を描きたい」という斬新なアイデアも。子どもならではの発想で、金子特別研究員だけでなく、その場にいた研究者を驚かせていました。

微量な液体をマイクロ流路に入れるためのピペットマンという器具の使い方を練習したら、いざ実践!自分で入れたインクが少しずつマイクロ流路に流れていく様子を見た子どもたちからは歓声があがり、作ったキーホルダーを顕微鏡で観察しました。子どもたちからは金子特別研究員や研究者への質問が相次ぎ、談笑にも花が咲きました。開催後のアンケートでは、「科学ってやっぱり楽しい!」「0.1mmのRマーク(理研ロゴ)がありすごかった」「またやりたい!」などの声が寄せられました。

マイクロ流体デバイスや実習の流れ説明をする金子特別研究員の写真

マイクロ流体デバイスや実習の流れ説明をする金子特別研究員

実習中の様子の写真

実習中の様子

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