理化学研究所脳神経科学研究センター(理研CBS)は、様々な科学コミュニティの研究者とともに挑戦的な研究に取り組む「共創」の枠組みを構築・拡充することを目指し、2025年度より本格的に稼働する「CBS知の共創プロジェクト」の一環として、開かれた連携研究の窓口「共創ラボ」を2023年度より開始します。
詳細および応募は以下のサイトでご確認ください。
CBS知の共創プロジェクト「共創ラボ」の募集
「共創ラボ」とは?
- 最先端の脳神経科学研究、挑戦的な融合課題をCBSと共同で実施したい!
- CBSの研究成果・機器・解析技術を用いた共同研究・試験研究をしたい!
このようなコミュニティの様々なニーズにマッチしたCBSとの連携研究を推進します。若手を含む多様なキャリアレベルの理研外研究者のニーズとCBSが保有するシーズ1)のマッチングを行い、挑戦的な研究課題を公募形式で採択します。特に、脳科学と異分野間の連携研究2)やCBS特有の実験機器・リソース・解析プログラムを用いた革新的共創研究を歓迎します。
- 1)CBSが保有するシーズの例: 7テスラMRI(2023年度稼働予定)・3テスラMRI、超広視野二光子顕微鏡、TissueCyte、電子顕微鏡、マウス行動解析バッテリー、マーモセットをはじめとする実験動物リソース、CBSオリジナルの実験ツール・解析技術・データベース・解析プログラムなど。
CBSにおける研究技術の牽引ならびに支援組織として活動する研究基盤開発部門(RRD)より提供可能なシーズ・リソースについては「知の共創プロジェクト・共創ラボ用研究技術支援案内2021」をご覧ください。 - 2)脳科学と異分野間の連携研究の例: 脳科学とAI、脳科学と心理学、脳科学と人文科学、脳科学とヒト疾患、脳と多臓器連関、脳科学とデバイス開発など。
募集要項
対象
日本国内の理研以外の大学・研究機関・医療機関に勤務する研究者
応募要件
- CBSが保有するシーズやリソースを有効活用して、CBSにおいて共同研究を行う課題であること。
- 申請者は、共同研究相手方となる理研CBSの研究室(ホストラボ)と研究課題、研究計画、研究体制、理研CBSへの来所時期・期間・頻度、必要経費等について、事前打合せを必ず行ったうえで応募すること。ホストラボはCBSホストラボリストに掲載の研究室から選択。
- 申請者側とCBSのホストラボ側それぞれに研究代表者を定めること。
- 3年間の研究計画とすること。
2023年度共創ラボ研究費
- 1件あたり最大500万円/年。
- CBSのホストラボに配賦。理研の規則・手続きに従い、理研側で執行。(理研から相手方機関への研究費支払いはなし)。
- 採択された研究課題実施のために、申請者がCBSの施設内で行う共同研究活動で発生する経費のみに使用すること。
- CBSのホストラボとの協議にもとづいて理化学研究所の身分(客員研究員等)を付与された者は、採択された研究課題実施のために理研CBSへ出張する際の宿泊料・交通費の一部について、理化学研究所の規程に基づき支給を受けられる。但し、宿泊料・交通費の支給総額の上限は、50万円/年とする。
- 当該年度の研究費を次年度に繰り越すことはできない。
採択件数
初年度(2023年度)については2~3件を採択予定。
応募締切
2022年10月30日
応募方法はCBSウェブサイトの募集要項をご覧ください。
お問い合わせ先
共創ラボ事務局
kyosolab_saiyo [at] ml.riken.jp
※[at]は@に置き換えてください