理化学研究所とマックスプランク協会、ドイツ物理工学研究所との連携・協力に関する協定延長について

理化学研究所とドイツのマックスプランク協会（Max-Planck-Gesellschaft；MPG）、物理工学研究所（Physikalisch-Technische Bundesanstalt Braunschweig und Berlin；PTB）は、基礎物理学分野における連携に向けた三者協定を延長し、第2期を開始することを決定しました。

本協定は、2019年4月8日に原協定を締結し、三者連携による研究センター（MPG-PTB-RIKEN Centre for Time, Constants and Fundamental Symmetries）を立ち上げました。高精度測定技術による時間と物理定数の精度の高い測定や、物質と反物質の間での差違の実証など基礎物理学の主要トピックに共同で取り組んでいます。

本共同研究は、2022年に第三者委員会による評価を経て、最高ランクの評価を受けるとともに、共同研究の継続に強い支持を表明され、本協力を2024年からさらに5年間延長することが提案されました。理化学研究所は、この卓越した成果をより推進するため、協定に基づく連携を推進します。

関連リンク

• 2019年4月18日お知らせ「理化学研究所とマックスプランク協会、ドイツ物理工学研究所との連携・協力に関する協定締結について」

反物質の基本的性質を調べるスイスCERNの反陽子減速器施設でのBASE共同研究は、理研、MPG、PTBによるものである。© 2021-2023 CERN