
石垣 和慶 チームリーダー(生命医科学研究センター ヒト免疫遺伝研究チーム)が2023年度日本医師会医学研究奨励賞を受賞しました。
日本医師会医学研究奨励賞は、日本医師会会員で、医学上将来性に富む研究を行っている方に授与されます。
石垣 チームリーダーは、関節リウマチの最大のリスク因子であるHLA遺伝子のリスク多型がT細胞受容体配列の個人差に強い影響を与え、自己抗原に対する免疫応答を促進していることを世界に先駆けて見出し、受賞に至りました。
授賞式は11月1日、日本医師会館(東京)で行われた日本医師会設立記念式典並びに医学大会の席上にて執り行われました。
受賞タイトル
関節リウマチの発症に関わるT細胞受容体の配列パターンの同定
受賞者のコメント
関節リウマチは代表的な自己免疫疾患です。本研究成果は自己免疫疾患の本質的な病態のメカニズムの解明に貢献するものです。今後、この研究成果の応用によって、新しい診断マーカーの開発につながることが期待されます。