女性研究者や女性研究リーダーの数が依然として少ない日本では、若い女性研究者が先陣の知恵を取り入れることはとても重要です。理化学研究所(理研)では、エルゼビア財団(Elsevier Foundation)とのパートナーシップにより、日本の女性PI(Principal Investigator:研究室主宰者)の歩みをインタビュー形式で紹介し、課題や成功事例を明らかにする「Envisioning Futures」プロジェクトを進めています。理研のシニアな女性PIを対象に、リーダーシップやラボ・マネジメントのスキルをどのように獲得したか、PIとしてどのように課題を乗り越えてきたか、特に経験学習によるマネジメント方針の確立と試行錯誤の過程に焦点を当ててインタビューし、オーラルヒストリーとしてまとめています。
シリーズ第5弾は袖岡 幹子 環境資源研究センター 副センター長(インタビュー当時理研 開拓研究本部 袖岡有機合成化学研究室 主任研究員)のインタビューを公開します。ぜひご覧ください。
日本の女性PIの歩みをインタビュー形式で紹介し、課題や成功事例を明らかにする「Envisioning Futures」プロジェクトを進めている。その第5弾、袖岡幹子博士インタビューを公開。2023年制作。(完全版46分54秒、ダイジェスト版4分56秒)