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2023年度 大学院生リサーチ・アソシエイト 募集要項

(2023年度向け募集は終了しました)

制度の趣旨

本制度は、大学院博士(後期)課程に在籍する柔軟な発想に富み活力のある大学院生を非常勤として理研に採用し、知識・経験豊富な研究者と一体となって研究を展開することにより、理研の創造的・基礎的研究を推進するとともに、将来、国内外で活躍する優れた若手研究者の育成を目的としています。また、研究所と国内大学等との間の協力関係の強化も進めています。

2011年度からは、医療分野の基礎研究人材の育成に寄与することを目的として、医学部・歯学部を卒業して医師免許・歯科医師免許を取得した若手研究人材を積極的に採用しています。

近年の大学院生リサーチ・アソシエイト制度を取り巻く環境の変化を考慮し、2023年度より本給月額を改定します。

本制度の対象となる分野

数理科学(純粋数学、応用数学、計算機科学、情報科学、人工知能など)、物理学I(素粒子、原子核、宇宙など)、物理学II(物性)、化学、生物科学(細胞生物学、発生生物学、植物科学、構造生物学、微生物学、可視化・計測など)、医科学(脳神経科学、心理学、免疫学、癌、ゲノム科学など)、工学の科学技術分野で、理研で研究指導可能な研究。

(ただし、審査の都合上、申請いただいた分野と審査する分野が異なる場合があります。)

採用予定人数

60人程度を予定

大学院生リサーチ・アソシエイトの対象者(候補者)

下記1、2、3のいずれも満たす者

  • 1.2023年4月1日現在、日本の大学院博士 (後期) 課程に在籍予定または在籍する者
    ただし2023年10月1日採用を希望する場合は2023年10月1日現在とする。
  • 2.以下のいずれかのカテゴリーに該当する者
    • ア.連携大学院カテゴリー
      理研と連携大学院協定※1を締結している大学院の博士(後期)課程に在籍(見込みを含む)する者で、かつ理研の指導担当研究者が大学院での指導教官である者
    • イ.共同研究カテゴリー
      理研の研究者と共同研究※2を実施している教員が所属している大学院の博士(後期)課程に在籍(見込みを含む)する者で、かつ理研で研究指導を受けることについて在籍する大学院から許可を得られる者(応募申請、審査、採用について を参照)
    • ウ.研究協力協定カテゴリー
      理研と研究協力協定※3を締結している大学院の博士(後期)課程に在籍(見込みを含む)する者で、かつ理研で研究指導を受けることについて在籍する大学院から許可を得られる者(応募申請、審査、採用についてを参照)

    ただし、博士課程の標準年限を超えて在籍する者は対象外とします。また、日本学術振興会特別研究員DCをはじめとする他の若手研究者育成制度に既に採用されている場合、他のフェローシップ・奨学金等あるいは報酬の受給を制限している制度もありますので、本制度への応募に際し問題がないか、必ず支給元に事前に確認してください。ご不明な点がありましたら、下記問い合わせ先までお問い合わせください。

    • 連携大学院協定を締結している大学院は連携大学院を参照のこと。
    • 原則として2023年4月1日までに該当する共同研究契約が締結されていることが必要。申請時点では締結予定でも構いません。ただし2022年10月1日採用を希望する場合は2023年10月1日までとする。
    • 原則として2023年4月1日までに研究協力協定が締結されていることが必要。協定はセンター単位のものでも機関間の包括協定でも構いません。また、申請時点では締結予定でも構いません。
      ただし2023年10月1日採用を希望する場合は2023年10月1日までとする。
  • 3.2023年4月1日時点で、2013年4月1日以降の理研との有期雇用の通算契約期間が10年未満の者

受入研究室等

大学院生リサーチ・アソシエイトを受け入れることができる研究室等は一覧を参照してください。2023年3月末までに閉鎖予定ではなく、かつ2024年3月末まで研究室専任の研究者(受入研究室主宰者、専任研究員・技師、先任研究員・技師、上級研究員・技師)が存在する場合、受入可能研究室として表示しています。また、原則100%委託費で運営されている研究室は受入不可能です。

受入対象研究室一覧(10月20日付)(受入研究室所在地)」。
(当資料は更新されることがありますので更新日にご注意ください。なお、この一覧は更新日時点の情報であり、申込締切日以降にも研究室および組織等に変更の可能性がありますのでご注意ください。)

受入研究室主宰者

  • 1.受入研究室主宰者は、大学院生リサーチ・アソシエイトの受入研究室等において、受け入れに関する責任者となります。
  • 2.受入研究室主宰者は、申請前に十分に候補者に大学院生リサーチ・アソシエイトの制度を説明し、本人の理解を得たうえで、受入申請すること。

指導担当研究者

応募書類における「指導担当研究者」は、大学院生リサーチ・アソシエイトを直接に研究指導する者とします。「指導担当研究者」は「受入研究室主宰者」と同一人物でもかまいません。指導担当研究者は、原則受入研究室等に所属し理研を本務とする常勤の研究者(ポスドクおよびポスドク相当の者を含まず。受入研究室主宰者、専任研究員・技師、先任研究員・技師、上級研究員・技師を想定。)で、博士課程大学院生の受入期間中責任をもって指導できる者、かつ、以下の要件1.から3.のいずれかを満たすものとします(以下は当該協定や共同研究契約が締結される見込みの場合を含みます)。

  • 1.連携大学院協定による受け入れ(連携大学院カテゴリー)の場合は、その大学の連携大学院教員であり、理研におけるJRAの研究指導を行う担当者であること。
  • 2.共同研究による受け入れ(共同研究カテゴリー)の場合は、当該共同研究の理研側の担当者であること。
  • 3.研究協力協定による受け入れ(研究協力協定カテゴリー)の場合は、大学との研究協力対象分野であり、かつ実際に研究協力を行っていること。また、この研究協力の理研側の担当者であること。

勤務地

理研内の受入研究室の所在地

契約期間

契約期間は、2023年4月1日もしくは10月1日から2024年3月31日までとします。ただし、契約期間中に博士号を取得した場合、または大学院を中途退学した場合は、その時点をもって契約を終了します。
また、前述の契約期間の終了時に所要の評価を行うことにより、1年単位で最長2回(標準修業年限が4年の博士課程に在籍する場合は最長3回、10月1日採用の場合はそれらの限度回数に加えて半年間)、再契約することができます。
なお、2013年4月1日以降、当研究所との有期雇用の通算契約期間が10年を超えることはありません。

勤務形態

理研における非常勤勤務形態。兼務として研修生の身分も付与する。
週5日(月曜日から金曜日、1日5時間・午前9時から午後4時50分までの範囲内で始業時刻が1時間を単位とする時間)(昼休み12時00分~12時50分)

ただし、医師/歯科医師の免許取得者の場合には週3~4日の勤務形態も可とする場合がありますので、そのような勤務形態での申請をご検討の場合は、下記問い合わせ先までお問い合わせ下さい。

待遇等

給与

週勤務日数5日の場合月額200,000円(税込み)

通勤手当

当研究所規程に基づいて支給(支給限度額:月55,000円)

休暇等

休日は、土日、祝日、年末年始(12/29-1/3)、当研究所設立記念日。
年次有給休暇(残日数は翌年度以後2年度に限り繰越可)
週勤務日数5日の場合20日/年
学業特別有給休暇
週勤務日数5日の場合42日/年(残日数繰越不可)

  • 上記待遇等につき、規程に従い、週勤務日数等により減じられます。
    その他、当研究所規程による。

応募申請、審査、採用について

応募申請

別紙応募申請手続要領による。

審査(書類審査)

提出書類一式をもとに書類審査を行います(12月中旬頃)。
審査の結果は2023年1月中旬頃に通知予定。

着任日

2023年4月1日もしくは2023年10月1日

大学院の許可

候補者・受入研究室主宰者は、応募にあたり、大学院指導教員の内諾を得ておくこと。
共同研究カテゴリー及び研究協力協定カテゴリーの候補者・受入研究室主宰者は、理研の研究者から研究指導を受けることについて、指導教員の同意を得ること。
共同研究カテゴリー及び研究協力協定カテゴリーにて大学院生リサーチ・アソシエイトに採用された者は、在籍する大学院における必要な手続きを行うこと。

提出期限

それぞれの期限までにJRA募集・選考システムから入力フォームにて申請のこと。

大学院生リサーチ・アソシエイトの対象者(候補者)

下記応募「登録フォーム」において基本情報(氏名・大学院・推薦者名等)を登録してください。
登録は:9月21日(水)から可能です。

  • 応募登録フォーム(日本語)
  • 応募登録フォーム(英語)

基本情報登録後、応募者ログインページURLを登録フォーム受付メールでお知らせしますので、応募者ログインより申請書類(②、③、④、⑥、⑦、⑧)をアップロードしてください。

②~④、⑥~⑧の締切日は2022年10月21日(金)午後1時です。

  • (① 指導担当研究者意見書:指導担当研究者が作成し、受入研究室主宰者が別途アップロード)
  • ② 候補者の志望動機、現在行っている研究の概要等
  • ③ 候補者の発表論文等研究業績
  • ④ 候補者の研究計画の概要
  • (⑤ 候補者の研究指導者の推薦書:推薦者が別途アップロード)※
  • ⑥ 候補者の学業成績証明書(学部1部 、修士1部および博士1部)
  • ⑦ 候補者の代表的な論文3編以内(修士論文は除く)
  • ⑧ 欧州経済領域(the EU zone)に居住されている方は、EU一般データ保護規則(GDPR)に基づく個人情報の取り扱いに関する同意書
  • 「登録フォーム(氏名・大学院・推薦者名等の基本情報)」受付と同時に推薦書作成依頼メールを登録いただいた推薦者宛てにお送りいたします。推薦書のアップロードは推薦者ご本人から2022年10月28日(金)までにアップロードしていただく必要があります。

受入研究室主宰者

2022年11月2日(水)から2022年11月11日(金)午後1時までにJRA募集・選考システムから受入申請書の入力を行ってください。なお受入申請・意見書登録方法については候補者の応募締切後、研究人事課より各受入研究室主宰者にお知らせいたします。
①指導担当研究者意見書

候補者の研究指導者(原則として大学院の指導教員)

2022年10月28日(金)午後1時までにJRA募集・選考システムから推薦書のアップロードを行ってください。なお推薦書アップロード方法については候補者が「登録フォーム」記入後、研究人事課より各研究指導者にお知らせいたします。

問合せ先

国立研究開発法人理化学研究所 人事部 研究人事課
大学院生リサーチ・アソシエイト担当
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2番1号
Email: jra [at] riken.jp

  • [at]は@に置き換えてください。
  • 問い合わせ方法は、Emailのみとする。
  • 応募状況、審査の詳細に関する問い合わせは一切受け付けません。

個人情報の取扱について

提出書類は、国立研究開発法人理化学研究所「個人情報保護規程」に則り厳重に管理し、採用審査の用途に限り使用されます。
これらの個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。

その他

  • 1.提出書類に不備がある場合は受理しないことがあります。
  • 2.提出書類等は一切返却しません。
  • 3.応募に要する費用は全て受入研究室主宰者の負担とします。
  • 4.募集要項の内容は、政府関係予算の成立を前提としており、事情により変更されることがあります。

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