
『理研ニュース』2018年7月号、本日発行しました!
今月の「研究最前線」は、生命科学研究の最前線を紹介する2本です。
ゲノムワイド関連解析(GWAS)によって、SNP(スニップ、1塩基多型)というゲノムの塩基配列の言わば「個性」を比較し、後天的に遺伝を制御する「エピゲノム」情報と統合解析することで、より効果的な、病気予防や治療が可能になる未来が近づいています。「エピゲノム情報と統合して20万人のゲノム解析を医療に役立てる」で、生命医科学研究センター 統計解析研究チームの鎌谷洋一郎チームリーダーの研究最前線をご覧ください。
人間とは、生命とは何か?生命をシステムとして理解したいと、生命機能科学研究センター 合成生物学研究チームの上田泰己 チームリーダーが選んだ研究対象は「睡眠と覚醒」。睡眠と覚醒はどのように制御されているのか?「生命をシステムとして理解するための挑戦」では、生命システムの解明に果敢に挑む最前線をご紹介します。
鎌谷チームリーダーと上田チームリーダー、ともに『理研ニュース』初登場です!
目次
- 研究最前線
エピゲノム情報と統合して20万人のゲノム解析を医療に役立てる
生命をシステムとして理解するための挑戦 - SPOT NEWS
水に液ー液相転移があった!
1個の電子が二つのスリットを同時通過する謎 - FACE
脳の情報処理を数式で表現する研究者 - TOPICS
夏休みは「科学道100冊」!
仙台地区と筑波地区で一般公開を開催
ニホニウム通り記念碑除幕式が行われました
「科学講演会 in 函館」を開催 - 原酒
夏の休日を満喫できる最高の場所