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2023年11月8日

理化学研究所

第12回世界研究機関長会議を開催

2023年9月30日、STSフォーラム第20回年次総会に先んじて、世界各国の公的研究機関の長が集う「第12回世界研究機関長会議(Global Summit of Research Institute Leaders)」が、京都国際会館で開催されました。本会議は理化学研究所(理研)と産業技術総合研究所(産総研)の共催によるもので、世界各国の国と地域から25の公的な研究機関の長が参加しました。

本年の世界研究機関長会議は五神 真 理事長とカナダNational Research Council(NRC)のIain Stewart 理事長が共同議長を務め、"Challenges facing research institutions from potentially disruptive technologies, in particular generative AI " をテーマとして、元駐日スウェーデン大使のStefan Noreen 氏(理研相談役)がモデレータとなり、ディスカッションを行ないました。

最初にオーストラリアCommonwealth Scientific and Industrial Research Organisation(CSIRO)のElanor Huntington 博士および産総研の臼田 孝 執行役員から話題提供をいただいた後、参加者は1分間スピーチを行ない、生成AIやその他の技術が、それぞれの機関や社会に与える影響や、そのような技術を導入した経験を共有しました。生成AIが新たなツールや技術を提供することで、研究・研究活動やマネジメントにおいてますます重要な役割を担うようになると認識した一方で、生成AIは脅威ももたらすという課題もあり、それに対応するために国立研究機関が果たすべき役割は大きい、と認識し、参加者は「生成AIが信用に足り、信頼でき、公平性であるべく努力しつつ、今後も協力・情報共有をしていく」ことで会を締めくくりました。

集合写真

第12回世界研究機関長会議参加者の集合写真

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