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脳神経科学研究センター 多感覚統合神経回路理研白眉研究チーム

理研白眉研究チームリーダー 武石 明佳(Ph.D.)

研究概要

武石 明佳 (Ph.D.)

私たちは、生き物が行動を決定する仕組みを研究しています。生き物は、常に変化する環境因子を感知し、それらの情報を神経回路で統合することで最適な行動を選択します。当研究室では、温度や匂いなど、同時に多様な環境因子に晒された線虫の行動解析や神経回路の解析を行い、神経系における情報統合メカニズムを明らかにしようとしています。生物学的なアプローチに加え、モデリングなどの物理学的、数学的な手法も積極的に取り入れることで、高等動物にも共通した普遍的な行動決定の情報処理メカニズムを解明することを目指しています。

研究主分野

  • 総合生物

研究関連分野

  • 生物学
  • 神経生理学・神経科学一般
  • 動物生理・行動
  • 分子生物学

キーワード

  • 神経回路
  • 行動解析
  • 化学走行性
  • 温度走行性
  • In vivoカルシウムイメージング

主要論文

「*」は、理研外のみでの成果です。

  • 1.*Takeishi, A., Yu, Y.V., Hapiak, V.M., Bell, H.W., O’Leary, T. and Sengupta, P.:
    “Receptor-type guanylyl cyclases confer thermosensory responses in C. elegans
    Neuron 90, pp. 235-244. (2016).
  • 2.*Neal, S.J., Takeishi, A., O’Donnell, M.P., Park, J., Hong, M., Butcher, R.A., Kim, K. and Sengupta, P.:
    “Feeding state-dependent regulation of developmental plasticity via CaMKI and neuroendocrine signaling”
    eLife 10110. (2015)
  • 3.*Obata, F., Kuranaga, E., Tomioka, K., Ming, M., Takeishi, A., Chen, CH., Soga, T., and Miura, M.:
    “Necrosis-driven systemic immune response alters SAM metabolism through the FOXO-GNMT axis”
    Cell Reports 7, pp. 821-833. (2014)
  • 4.*Takeishi, A., Kuranaga, E., Tonoki, A., Misaki, K., Yonemura, S., Kanuka, H. and Miura, M.:
    “Homeostatic epithelial renewal in the gut is required to dampen a fatal systemic wound response in Drosophila
    Cell Reports 3, pp. 919-930. (2013)

関連リンク

メンバーリスト

主宰者

武石 明佳
理研白眉研究チームリーダー

メンバー

邵 震華
特別研究員
島 昌美
テクニカルスタッフⅠ
矢作 和子
研究パートタイマーⅠ

お問い合わせ先

埼玉県和光市広沢2-1
Email: asuka.takeishi [at] riken.jp
※[at]は@に置き換えてください。

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