篠崎 一雄 特別顧問、中村 泰信 センター長、蔡 兆申 チームリーダーが日本学士院賞を受賞しました。日本学士院賞は、学術上特にすぐれた論文、著書その他の研究業績に対して毎年9件以内で贈呈されるものです。
受賞者
篠崎 一雄 特別顧問（環境資源科学研究センター）
受賞業績
（篠崎 和子 東京農業大総合研究所教授との共同受賞）
『植物の環境ストレス応答と耐性獲得に関する制御ネットワークの研究（共同研究）』
受賞コメント
理研に平成元年に赴任してから始めた植物の環境ストレス応答と耐性獲得に関わる遺伝子研究、ゲノム機能研究が評価されて伝統ある日本学士院賞を受賞できたことは光栄なことと感謝しています。長年の理研からのご支援に感謝します。また、篠崎和子教授との共同研究での受賞も嬉しく思っています。
受賞者
中村 泰信 センター長（量子コンピュータ研究センター）
受賞業績
『超伝導量子ビットとその量子制御に関する先駆的研究（共同研究）』
受賞コメント
量子力学の不思議に対する好奇心から研究を始めたときには、ここまで研究が展開するとは全く想像しませんでした。長い間、共に研究してきた仲間とご支援いただいた方々に感謝いたします。
受賞者
蔡 兆申 チームリーダー（量子コンピュータ研究センター 超伝導量子シミュレーション研究チーム）
受賞業績
『超伝導量子ビットとその量子制御に関する先駆的研究（共同研究）』
受賞コメント
超伝導量子回路の研究は今世界中で急速に発展しています。この分野の開拓に尽力できたことはとてもうれしく、今後の発展を楽しみにしています。また、この場を借り、我々の全ての共同研究者とこれまで支援してくださった方々への謝意をお伝えいたします。